外壁塗装の下塗りについて解説します

外壁塗装の下塗りと聞いて、詳しくわかる人は少ないと思います。
下塗りは、高圧洗浄やシーリング工事をした後に行います。それぞれの外壁に合わせた下塗り用塗料を選び塗装します。
下塗りの役割とは?|外壁塗装
下塗りの役割は主に三つあります。
中塗り・上塗りとの接着力を高める
一つ目は外壁材と中塗り・上塗り塗料との接着力を高めることです。
接着力を高めることで防水性と耐候性に優れた外壁塗膜を作りだします。
そのため下塗りの材料は【下地強化剤】ともいわれるそうです。
上塗り塗料が中塗りに染み込まないようにする
二つ目は外壁材に中塗り・上塗り塗料の染み込みを防ぐことです。
もし下塗りをしないまま中塗り・上塗りを行うと、塗料の気泡等により外壁材を傷めてしまうことがあります。
塗装の機能を高める
三つ目は塗装の機能効果を高めることです。
下地塗料にはそれぞれ防サビ機能や防カビ機能・遮熱機能などがあります。
お住まいの地域の環境等にあった下塗り塗料を使用することで塗装の機能効果を高めることができます。
下塗りにはどの塗料を使用するかによっても変わりますが
シーラー系で2~3時間、
プライマー(錆止めプライマー)系で3~5時間、
フィーラー系で4~6時間、
防水系で16時間前後、
乾燥に時間がかかります。
まとめ|外壁塗装の下塗り

いかがでしょうか。
上塗りできれいな仕上がりにしたり耐久性を保つためには下塗りの工程をしっかりと行う必要があるため、とても大切にしている工程です。
外壁塗装でお悩みのお客様なら、塗装業者から下塗り剤についても説明を聞くようにしてください。
また下塗り前にも大切な工程が存在します。以前の記事が参考になると思いますので気になる方はぜひご参照ください。
