外壁塗装工事は三段階

外壁塗装工事は下塗り・中塗り・上塗りの三段階で行います。

下塗りはシーラーやフィラーといった下地を塗ります。

(外壁の劣化が激しい場合にはシーラーを2回塗るなど、外壁の状態に合わせて対応します。)

その後中塗りです。

中塗りと上塗りは基本的には同じ仕上げ用の塗料を使用します。

(そのため上塗り1回目ともいいます)

同じ塗料なら一回塗りでいい?

同じ塗料なら一回塗りでいいのでは・・・?

と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

実は、この中塗りには多くの役割があります。

一つ目の役割は【外壁を頑丈に!】

中塗りをすることで塗膜の厚みが増し、上塗りが定着しやすくなります。

上塗りがしっかりと密着することで、強度が高まり外壁がより頑丈になります。

二つ目の役割は【塗料を長持ちさせる!】

塗料の耐久性や機能を高め、長持ちさせます。

三つ目の役割は【仕上がりを美しく!】

機能面だけでなく、仕上がりの美しさにも中塗りは重要な役割を果たしていますよ。

下地やヒビなどの傷の補修跡を目立たないようにし、塗りムラを防ぎ滑らかな状態を作ります。

中塗り後は一度乾燥させます。

気温や湿度にもよりますが、

春から秋・・・3~4時間

冬・・・6時間

が目安です。

塗装・乾燥と時間はかかりますが、必要な大切な作業です。