受水槽とは?塗装は必要なのか?

そもそも受水槽とは?

ビルやマンションなどで水道水が不足した時に安定した給水を行えるよう一時的に貯めておくタンクのことです。

そんな受水槽に塗装は必要なのか? 受水槽は長年放置していると太陽光で劣化していき、飲料水として使われる水に藻や苔を発生させてしまいます。そのため定期的に塗装が必要なのです。


受水槽塗装の手順と工程を解説

配管ラッキング部分のシーリング処理

まずは下地処理として配管ラッキング部分をシーリングで詰めていきます。

高圧洗浄での汚れ除去

そして高圧洗浄を行います。家の外壁と同じように受水槽にも汚れがたまるのでしっかりと汚れを落としていきます。

FRP補修で亀裂対策

受水槽はFRPという材料で出来ている場合がほとんどで、亀裂がある場合にはFRPで補修します。

マスキングによる養生作業

次に養生です。塗装では養生は必須作業です。 受水槽タンク、床など塗料が付着しそうなところをマスキングテープなどで養生していきます。

受水槽への塗料選びと塗装の実際

遮光性の高い下塗りプライマー(エポキシ使用)

いよいよ下塗りです。 受水槽には遮光性に優れたエポキシプライマー、またはウレタン樹脂プライマーで塗装していきます。 今回はエポキシプライマーを使用しました。

中塗り・上塗りに適した塗料の選定(ファインシリコンフレッシュII)

中塗りです。 日本ペイント ファインシリコンフレッシュII  こちらの塗料でFRP性受水槽に塗装すると藻の発生条件でもある太陽光線を遮断して藻の発生を抑制できます。 上塗りも同じように塗装します。

素材ごとに異なる塗料選びの重要性

外壁には?金属製には?FRPには?と対象に合わせての塗料選びも重要です。

いかがでしょうか。今回は受水槽を対象に解説しましたが、実際に塗る対象によって適切な塗装があることをぜひ知っておいていただければ幸いです。

桃山で外壁塗装なら地元の塗装会社へ

京都市伏見区にある桃山地域。ここで外壁塗装をする場合は注意が必要です。

例えば京都市独自のルールである「景観条例」。外壁や屋根の色、デザインの規制です。この条例は地域により細かく規制されており、特に桃山地域では厳しい制限のある場所も存在します。

使える色やデザインを熟知した地元の塗装会社に依頼することで、景観条例の申請作業をはじめ周辺に対する対応や工事作業もスムースに行えるのです。