鉄骨階段の塗装メンテナンス|錆びの発生を防ぐためのポイント

今回は外部の鉄骨階段の依頼を受けました。

鉄骨階段は塗装で錆びを防いでいますが、長年ノーメンテナンスで放置していると塗膜が劣化して錆が発生してきます。

1.鉄骨階段に発生する錆の問題とその対策

一度錆びてしまうと錆びとのイタチごっこで戦っていくことになるので、本来なら錆が発生する前に早めにメンテナンスすることが理想的です。

2.ケレン作業|塗膜の剥がれやすい部分をしっかり処理

まずはケレン掛けから作業を開始します。

これは、すでに錆びなどが発生している箇所で塗膜が剥がれやすくなっている部分を剝がしたり、鉄部の表面に小傷を付ける作業です。

塗装前のうちから、しっかりと脆い部分を処理することで、より長く綺麗な塗膜を維持することができるのです。

3.錆び止め塗料の重要性|下塗りで錆の発生を防ぐ

ケレン作業が終わったら下塗りに入ります。

錆び止め塗料は、その名の通り鉄部の錆びを防ぎます。

鉄部表面に塗膜を形成し、水や酸素などで錆びの原因となる物質を遮断することで、錆びの発生を抑制する効果があります。

4.中塗りと上塗り|適切な塗り回数で長持ちする塗膜を実現

錆び止めが乾燥したら上塗り用の塗料で仕上げていきます。

今回は下塗り、中塗り、上塗りの3回塗り仕上げですが、これもメーカーで推奨されている塗り回数があります。

施工時のチェックポイント|塗り回数が持ちを左右する

塗り回数を減らしたりすると持ちを悪くする原因にもなるので、適正な施工回数を守っているかも工事を依頼するうえで大切なチェックポイントです。