「軒天(のきてん)」とはどこのこと?
皆さん、「軒天(のきてん)」とはどの部分のことかご存知ですか?
軒天とは、家の屋根が外壁から飛び出している部分の裏側で、家の下から軒下を見上げたときに目に入る天井部分を指します。
実はこの軒天、お住まいにとってとても大切な役割を担っているのです。
軒天が果たす3つの大切な役割

1. 外壁を守る「傘」のような存在
軒天があることで、雨水が直接外壁に当たるのを防ぎ、外壁材の剥がれや腐食・カビの発生を抑制してくれます。
また、太陽光による劣化や色あせからも家を守ってくれます。
2. 火災時の延焼防止に貢献
軒天には不燃材が使われていることが多く、火災が起きた際には屋根への延焼を防ぐ効果があります。
屋根裏の構造材を守る、大切な「防火機能」を備えています。
3. 屋根裏の湿気を逃がして構造材を守る
軒天には「通気口(換気口)」が設けられている場合が多く、屋根裏の湿気を排出し、結露を抑える役割を持っています。
その結果、構造材の腐食やカビの発生を防ぎ、建物の寿命を延ばすことにもつながります。
デザイン性も高める軒天
軒天は、構造材(垂木など)を隠すことで、住宅の外観デザインの一体感や美しさを演出する役割もあります。
意外と目に入りやすい部分なので、美観を保つ意味でも塗装メンテナンスが重要です。
軒天の劣化を防ぐには?塗装メンテナンスのすすめ

これだけたくさんの役割を担っている軒天を長持ちさせるためには、定期的な塗装メンテナンスが必要です。
特に2階建て以上の住宅では、軒天部分の塗装にも足場の設置が必要になります。
そのため、外壁塗装や屋根塗装を行うタイミングで一緒に軒天の塗装も検討することをおすすめします。
桃山で外壁塗装なら地元の塗装会社へ
京都市伏見区にある桃山地域。ここで外壁塗装をする場合は注意が必要です。
例えば京都市独自のルールである「景観条例」。外壁や屋根の色、デザインの規制です。この条例は地域により細かく規制されており、特に桃山地域では厳しい制限のある場所も存在します。
使える色やデザインを熟知した地元の塗装会社に依頼することで、景観条例の申請作業をはじめ周辺に対する対応や工事作業もスムースに行えるのです。


