ホームセンターなどでも売られている「シリコン」と「変成シリコン」。名前は似ていますが、実は用途がまったく違います。ここではそれぞれの特徴と選び方についてご紹介します。
シリコンとは?
コーキング材【シーリング材】のシリコンは、正式には「シリコンシーラント」と呼ばれます。耐久性・耐水性・耐熱性に優れており、主に水回りやガラス周りなど、水の影響を受けやすい箇所に使用されます。
変成シリコンとは?
変成シリコンは、ウレタン系の柔軟性とシリコンの耐候性を併せ持つ、いわば“良いとこ取り”のハイブリッドなシーリング材です。主に外壁や屋根など、紫外線や雨水の影響を受けやすい箇所に使用されます。
シリコンと変成シリコンの違い

外壁のクラックや割れが目立ってくると、ご自身でコーキング補修をされる方も多いと思います。値段的にはシリコンの方が安いため選ばれやすいですが、シリコンは塗装との相性が悪く、表面がツルツルしているため塗料が密着しません。
その点、変成シリコンは上から塗装が可能な素材です。将来的に外壁塗装を行う予定がある場合には、変成シリコンを選ぶことをおすすめします。
選び方のコツ
- 屋内の水回りにはシリコン
- 屋外の外壁や屋根には変成シリコン
このように使い分けることで、先々の外壁メンテナンスの際にも安心です。
桃山で外壁塗装なら地元の塗装会社へ
京都市伏見区にある桃山地域。ここで外壁塗装をする場合は注意が必要です。
例えば京都市独自のルールである「景観条例」。外壁や屋根の色、デザインの規制です。この条例は地域により細かく規制されており、特に桃山地域では厳しい制限のある場所も存在します。
使える色やデザインを熟知した地元の塗装会社に依頼することで、景観条例の申請作業をはじめ周辺に対する対応や工事作業もスムースに行えるのです。
